代表あいさつ
平河工業社は、「文化の根源は文字にある」という原点に立ち、「文字」にこだわり、創業1950年以来努力と時間と研究を「読みやすく美しい文字印刷」の為に費やして参りました。文字にこだわりを持つ平河工業社だからこそ、まず、自社の厳しい水準をクリアできる高精度でかつ、耐久性・操作性に優れた光学機械を生み出してきました。高性能製版カメラ「リスマチック」シリーズは、そのこだわりが生んだ技術の結晶です。
ドイツ・ハイデルベルク社製の高速オフセット印刷機導入実績160台、機械を標準化させることで、容易に均一で高品質の文字印刷を、スピーディーに仕上げることができる体制を確立いたしました。
CTPセンターを立ち上げ、デジタル対応のシステムを既に構築しており、新工場の稼動を契機とし、カラー印刷の分野に事業領域を拡大して参ります。「前例が無い」という言葉には、しばしば「だから出来ない」というニュアンスがこめられています。しかし、平河工業社では、「だからこそやってみよう」という言葉が続きます。複雑に多様化する市場にあって、画一的な方法論ではなく、'お客様の親身になって考える'姿勢こそが、解決策を生み出す唯一の方法だと考えているからです。
平河工業社は、常に自らの胸に目標を掲げ、将来に向けて前進して参ります。ホンモノのサービスとはお客様に喜んで頂くことであると考え、そのための努力は惜しみません。産業の情報化から情報の産業化へと急速に加速する時代、ますます増加する多品種少量化の時代に対応すべく、デジタルとアナログのコラボレーションにも注力して参ります。
沿革
1950年 | 創業 |
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1953年 | 設立 ポータブルフィルムカメラ「ヒラカワ35」完成 |
1960年 | 写真製版カメラ「リスマチック450」完成 |
1964年 | ドイツ・ハイデルベルグ社製オフセット印刷第1号機を導入 印刷事業に参入 |
1980年 | マイクロフィルムカメラ「ヒラカワ16」完成 |
1983年 | 「リスマチック5R」、「リスマチック360」完成 |
1988年 | ハイデルベルグ社製印刷機100台目導入 シルバーマスターページネーター(CP-Multi1100V)発表 |
1997年 | 大幅にコンパクト化した「リスマチック・ページネーターHK1030」を発売 |
2003年 | 積載給版方式全自動オートパンチャーAP1030発表 |
2006年 | 小竹事業所竣工 カラー印刷の内製化で菊全4色機を導入 デジタルによる最新品質管理システム導入 |
2007年 | ハイデルベルグ社製最新テクノロジー搭載印刷機日本第1号機 Anicolor 導入 |
2008年 | ハイデルベルグ社製菊全8色機導入 |
2009年 | 環境配慮を重視し、森林認証制度、環境保護印刷(クリオネマーク)の資格取得 |
2012年 | ドイツのハイデルベルグ市のヴェルナー市長から感謝状を受け取る |
2015年 | オンデマンド印刷機導入 |
2018年 | 和田淳子社長就任 |
2020年 | 最新レーザーカット導入 LEDUVインクジェットプリンタ(Acaity)導入 |